金運は流れてくるものです。
が、金運は貯めることができます。
金運は周期があって、あなたの心と連動しています。
それとは別の視点で「金運がいい人」がいます。
例えば、いつも笑顔がステキな人。活動的で魅力的な人。明るい雰囲気で周りに人が集まって来る人。困ったときに手を差し伸べてくれる人。姿勢のいい人。いつの楽しそうな人。自分は金運がいいと信じている人。前向きな人。
こんな人には、金運が味方しているんだろうなと想像できます。
実際に、ポジティブな面を周囲に与えていると、金運は上昇していきます。
ただし、人間の心は一面だけではありません。
心には裏表があります。ポジティブなひとにもかならずネガティブな面があります。
その心とどう折り合いをつけていくか。
これが、運をよくするひとつのカギであり、「金運を貯める」ことにつながっていきます。
陰陽のバランスを考える
陰陽のマークをご存知でしょうか。
円の中心にS字の線があります。
片方が白(陽)で片方が黒(陰)。
白い部分には黒い点がはいっていて、黒い部分の中にも白い点があります。
このマークは人間の心をあらわしているといいます。
人間はどちらの面も持っていて、陽は陰の一部であり、陰は陽の一部です。
このゆらぎの中で生きているのが人間なのです。
どちらがいいとか悪いということではありません。
大事なことはバランスです。
いつもポジティブなひとでも、ネガティブな面を持っています。
金運がいい人は、ネガティブな面を他人にぶつけたり、撒き散らしたりしないで、折り合いをつけて生きています。
金運がいい人、成功している人は、人知れず影で努力をしています。
そして、その努力を隠しています。
金運に恵まれていない人は、努力を表に出してしまいがちです。
「こんなに努力しているのに!」
「自分はちゃんとやっている!」
影の努力は、影から出してしまった時点で価値がなくなります。
それが、金運を貯めることができるかどうかの境界線です。
「お陰様です・・」の本当の意味とは・・?
「お陰様です」
古くから日本にある言葉です。
この言葉には、感謝の気持ちと、自分を一歩引いた気持ちと、相手を敬う気持ちがはいっています。
陰で努力を続けている人が、「いま、こうして努力ができるのは周囲のひとたちのおかげです」と心底思ったとき、金運が貯まっていきます。
お金は陰のあるところにあつまってきます。
お金は暗いところが好きです。
風水でいうと、日の当たる南側ではなく北西に金庫を置くことが良いとされています。
預金通帳も「暗い所に置くといい」と言われています。
陽はお金を使うときです。
金運も陰の部分に集まります。
陰とはただ単に『暗い』という意味だけでなく、陰での努力を意味しています。
昔の人はそれに気づいて「陰」に「様」をつけて「お陰様です」と言っていたのでしょう。
「お陰様です」は何か自分にとっていいことが起きても、自分は陰にまわり、相手を立てて感謝するという心持ちのことです。
たとえ、自分が死ぬほど苦労した結果だとしても、「まわりの人たちのお陰です」と謙虚になって感謝できることです。
こんな人は、金運が味方してくれますが、それはきっと感謝が形を変えてものが金運となって現れたということなのです。
感謝の気持ちとは、相手を思う気持ちです。
相手を好意的に思えば、相手からも同じように思われるので自然と金運は良くなってきます。
なぜあなたはお金をもらえるのでしょうか?
よくよく考えてみると、人間の世の中は感謝の循環でできています。
お金は「感謝の対価」として目に見えるかたちで現れたにすぎません。
陰のものに感謝できる人は、人間の心の中にある見えない部分(陰の部分)を優しい心で想像できる人です。
自分自身も、見えないところで確かに支えされていることを知っている人。
運良く自分に陽があたったのは、誰かの「お陰様」だと思える人。
陰の努力や優しさを理解できずに、物事を表面的にしかみることができない人は金運に見放されていきます。
自分がしたことは自分にかえってきます。感謝のできない人には感謝は帰ってこないのです。
お金は感謝が形を変えたもの。金運が上がる理由がわかってきたのではないでしょうか。
『お陰様』という言葉で先に相手に「感謝」を渡せば、金運は自然に自分に帰ってきます。
金運は与えれば帰ってきて、『陰』に貯まる。この法則は覚えておいて損はないですよ!