金運がいい人、お金持ちの人は決断が早いです。
限られた時間を有効に使っています。
決断を意識的にしている人は、実は少ないものです。
あなたが今までにした決断は、すべてあなた自身で決めてきましたか?
自分で決めてきたと思っていても、周囲に人の影響だったり、世間体だったり、いわゆる常識の範囲内できめたことがほとんどではないでしょうか?
決断するのは、難しいんです。
決断を先延ばしにしたり、周囲に決めてもらうほうが簡単で楽です。
それでは、ただ流されるだけです。
『間違った決断を恐れてなにもしない』より『間違うリスクを負うことこそ、最もリスクが少ない』のです。
人生のなかで最大の失敗は、なにも決断しないことです。
1 どんなことも自分の意思で決定するくせをつける
決断力を意識して高める方法があります。
どんなことでも、積極的に意識的に決めることです。
「今日は昼食に蕎麦を食べる」と意識して決めること。
そして、「たぬきそばとだし巻き卵」と具体的に即決断することです。
昼食だけではありません。
洋服を選ぶ、テレビ番組を選ぶ、通勤路を選ぶ、映画を選ぶ、
日常的に決断を自分の意思で即断していると、決断することについての心構えが変わってきます。
自分の責任をしっかりと感じることができるようになります。
自分で決めたことは、自分に責任があります。
自分の責任からは、自分は逃げることはできません。
それは、物事を推し進める原動力にもなります。
たとえうまく行かなくなったとしても、それを資産にすることができます。
2 人生の優先順位をはっきりさせる
金運がいい人、お金が寄ってくる人は、何を優先すべきかはっきりしています。
ふだんから自分がどうなりたいのか、を意識しています。
だから、自分が望んでいるものがやってきたときにすぐに決めることができます。
優先順位を決めるというと、なにかをしなければならないと難しく考えがちですが、本来の自分は何がしたいのか、何になりたいのかを徹底的に考えると自然とできるようになります。
自分が何者なのか、自分はどうなりたいのか、これは自分自身で決めるしかありません。
あなたも、ぼんやりとは持っているはずです。
はっきりと明確にするためには、瞑想や呼吸法、マインドフルネスなどで自分自身を見つめ直すことです。
3 決めないという決断
なんでもすべて、決断を早くできればいいというものではありません。
流れ作業のように、ただ決断をするのは、決断してるようでしてないと一緒です。
決断は決めて断つことです。
自分が納得していないまま決断を早めても、それは流されているのと同じことになってしまいます。
そして、決断には常に自己責任がふりかかります。
いろんな情報を集めて、最善の状況を自ら選ぶことで最終的に決断することができます。
明確な自身がないときは、勇気をもって『今は決めない』という決断も必要になります。
決めないということも勇気がいることです。
決断はただ早いだけでなく、的確に根拠を持ってということが大事です。
4 一度した決断に失敗はない
あなたは、失敗を悪いことだと捉えていると思います。
たしかに、誰でも失敗はしないで順調に成功へのステップを上がっていきたいと考えています。
ただ、今は失敗だと思っても見方を変えるだけで、それが成功の足がかりになることはよくあります。
人生はいいことも悪いことも起こります。
ときには同じタイミングで起こることすらあります。
そのときにどう捉えるかで、その後の人生が変わってきます。
金運のいい人は、失敗を次の行動に活かすことが習慣になっています。
『失敗=投資』と考えているのです。
一度決断したら、失敗という単語は忘れてしまいましょう。
決断せずに何もしないことが、本当の意味での失敗なのです。
5 決断したらとにかく前に進む
一度心を決めたら、脇目を振らずに物事をすすめることです。
決断したあとで迷っていたら、うまくいくタイミングを逃すばかりです。
その道を行くと決めたら迷わないことです。
そもそも、迷わないから決断できたはずです。
あとは、自分を信じて行動するのみです。
決断するということは、行動するために必要なことです。
決断力があっても行動力がないのでは、成功はしないでしょう。
行動に移すために、いろんな情報を集めて決断したのですから、あとは行動することです。
まとめ
何か行動を起こすと、必ず失敗のリスク(自分にとって不都合なこと)がつきまといます。
「失敗や間違いをしてえらいな」とはだれも言ってくれません。
恥ずかしい思いもすることでしょう。
行動するときは、無意識に失敗を恐れます。
あなたが、失敗をしたら誰もほめてくれませんが、ただ一人「よくやった」と言ってくれる人がいます。
あなた自身です。
あなただけは、失敗の本質を知っています。
それをどうすれば、次の行動に役立てるかも知っています。
金運は待っているだけではつかむことができません。
あなた自身が取りに行くことです。