あなたは、食事中に好きなおかずを最初に食べますか?それとも後の楽しみにとっておきますか?
これで、あなたがお金を貯めやすいか、そうでないかがわかります。
心理学では、最初に好きなおかずを食べるタイプは、自分を愛せない人に多いとされています。
好きなおかずを後に残しておけないのは、将来の自分のために楽しみをセーブできない心理のあらわれ。
仕事でもつい面倒なことを後回しにしてしまい、作業の効率が悪くなりがちだともいわれています。
貯金とは将来の自分へのプレゼント
あなたは自分のことが好きですか?
自分自身を愛せない人が貯金をするのは難しいのです。
好きなものを最後にとっておける人のほうがより、貯金しやすい傾向にあるといえます。
なぜでしょう?
将来の自分のために、今の楽しみを我慢できるかにヒントがありそうです。
アリとキリギリスのたとえにもありますね。
好きな人に、プレゼントするときのことを思い浮かべてください。
愛する人に喜んでもらおうとお金を貯めたり、何かを一生懸命に作ったりした経験もあると思います。
愛する人のためなら、自分の食べたいものを我慢して、節約することのできる人かもしれません。
つまり、自分を愛せる人は欲望を抑えて、将来の自分へのプレゼントとしてお金を貯めることができるのです。
でも、自分のことが嫌いな人は、将来を想定して今の欲望を我慢することは難しいはずです。
たかが、食事の順番で、、、と思われるかもしれませんが、食事とは本能的なものなので、日頃の行動原理に直結しているのです。
自分を愛せるように努力をする
自分を愛することができない人はどうすればいいでしょう?
答えはカンタンです。
自分の価値観を信じて、自分を愛する努力をすればいいのです。
一歩引いて自分自身を客観的にみてください。
自分のいいところを順番にあげていきます。
決まりきったことでなくてもいいんです。
あなたの心のなかで自由な発想で自分自身を見てください。
瞑想やマインドフルネスを使ったほうがいいのですが、かたくるしく考えなくても1日数分だけでも自分自身のことを考えてください。
次にあなたの望みをどんどん思いつく限りあげていきます。
社会の常識や他人の目を気にしないで、むしろ人が聞いたら笑われるようなことをあげていきます。
『○○すべき』『○○したほうがいい』はあなたの望みではありません。
どうしたいのかはあなた自身しかわかりません。
あなたの心のなかで自由に発想を広げてください。
どうでしょうか?
ここまでで、かなり心が穏やかになってきたと思います。
最後に、紙とペンを用意します。
あなたの欠点、いやなところ、他人からどう思われているか、などとにかくネガティブな感情を書き出します。
書くことがなくなるまで書き出します。
書き終わったら、ビリビリに破いてまるめてゴミ箱に捨てます。
ネガティブな感情は自分を愛する
ここまでがワンセットです。
毎日時間を決めてやってもいいですし、思いついたときにやってもいいです。
定期的にやることで、自分自身のいいところを再発見し、自分自身が愛おしい存在に思えてきます。
自分を愛することがお金を貯める第一歩
あなたが、あなた自身を愛していなかったら、将来の自分が不幸になるだけです。
不幸なあなたをだれが愛してくれるのでしょう?
自分を愛おしいと思えたら、人生が変わります。
将来の自分に投資することができます。
愛する人のためにお金や時間を惜しむことがないように、将来のあなたにも自分自身をプレゼントできるのです。
愛おしい自分を愛するということは、お金をためやすくなる第一歩です。