財布が軽くなると、心が重くなります。
お金に困ると、たしかに気持ちは暗くなってしまいます。
この先どうなるんだろう?
お金がないと思うと、お先真っ暗に思えて、明るい未来が想像できなくなります。
食事は美味しくないし、遊びに行っても心から楽しめません。
そんなあなたに、そしてわたしに、この名言はいかがでしょう。
誰が家にか明月清風無からん
わたしが宝くじに当選して、金運に興味を持ち、いろいろと調べているうちに禅の教えにたどり着きました。
禅や禅語の本を何冊か買ってみました。
禅というと、わたしとは全然関係のないことだなと思っていたのですが、読み始めてみるとスッと心に入ってきました。
特に印象的だったのがこの言葉です。
誰が家にか名月清風無からん
たがいえにかめいげつせいふうなからん
『誰の家にも、分け隔てなく名月は差し込み、清らかで心地良い風が吹く』という意味です。
お金に困ると暗くなります。
しかし、『心まで貧しくしないでいることが大事だよ』と教えてくれています。
豊かな心でいれば、月の美しさに感動して心地よい風を感じることができる
それは、お金があるなしではなく、誰にとってもおなじことだ
お金に困っているときは、焦燥感、不安、みじめな気持ちになりがちです。
道ばたに咲いている可憐な花や、雨上がりの虹、自分の身のまわりにある幸せに気づく余裕もなくなります。
心が貧しくなってしまえば、そんなささいな喜びに気づくことができなくなってしまいます。
当然、目の前にあるチャンスや、儲けのヒントにだって気づくことができないでしょう。
まとめ
チャンスや金運は、月の光や心地よい風のように、誰のもとにも訪れています。
自分の心を豊かに保つこと。
経済状況は貧しくても、心まで貧しくしないこと。
やがて、あなたの外側の現実もそれに合わせて豊かになっていくことでしょう。