ふだんは、威勢のいいことを言っているのに、いざというときに役に立たない人がいます。
一方で、ふだんはあまり目立たたないのですが、ピンチのときに実力をだして活躍する人もいます。
あなたの身の回りでは、どちらの人が多いでしょうか?
そして、あなた自身はどちらでしょうか?
事難うして方に見る丈夫の心
ことかとうしてまさにみるじょうぶのこころ
禅の言葉です。
『事難うして』とは困難な局面になってしまったときのことです。
困難な状況になったときに、その人の実力がわかる、というのがこの言葉の意味です。
つらい状況のときこそ、日頃どう考えているかが問われます。
危機的状況を乗り切るのは、近道も裏ワザもありません。
ただ、日々こつこつ積み重ねてきた努力だけが、唯一通用するものなのです。
心のあり様、心構えがピンチをチャンスに変えてくれます。
金運に通じるものがありそうですね。