チャンスをつかめるかどうかで、お金持ちになれるかどうかが決まります。
成功した人、お金持ちになった人、金運に恵まれている人、は人生のどこかで転機を迎えています。
そして、それを確実につかんで成功へとつなげています。
誰でも人の縁、仕事の縁、などチャンスが巡っています。
それを逃さずに『転機』をつかんだとき、お金持ちへの階段を昇ることができるのです。
あるバーでのできごと
常連のお客さんがマスターと会話しています。
常連さん「転機というのは、どんな人にもあるよね」
マスター「そうですね。転機をチャンスにできるかどうかも人それぞれです」
常「転機が訪れることはコントロールできないけど、チャンスをつかむことは自分自身の心がけでできるようになる」
マ「なるほど。どんな方法で?」
常「女性を口説くときに似ているね。まず関心をもってもらうためにほめるね。とにかくいいところ探してほめる。好意を示すと相手は心を開いてくれる。転機をチャンスと捉えていいところを探すのが第一歩」
マ「女性をほめるときは、笑顔になります」
常「それもポイント。チャンスに警戒心をいだかせないことだね。チャンスをつかめない人はいつもムスッとした表情だ」
マ「ほがらかな人には人が集まってきます」
常「仕事や金運、お金は人が運んでくる。人があつまれば自然とチャンスが増える。転機をチャンスにするのは難しいことではない」
マ「人を楽しませることができる人は、自分自身の人生も楽しんでいそうです」
運やツキを頼るのではなく、『呼び込む』
成功者やお金持ちは、一生のうちに何度か転機がありそれをチャンスに変えつかんでいます。
運やツキが巡りやすい体質になっています。
運やツキというのは、自分ではコントロールできないと思われがちですが、考え方ひとつで呼び込む体質になることはできます。
ひとつめは、常連さんが言っていた、いつもほがらかでいること。
ほがらかな心の状態とはどんなものでしょう。
幸福感。
なんでも楽しめる。
高揚する感覚。
好きな人を思う。
感謝。
凛とした、透き通った感じ。
子供の成長。
人によってさまざまです。
いずれにしても心が整っている状態ですね。
自然と笑顔になります。
笑顔の人には笑顔の人が寄ってきます。
それこそが、金運を呼び込む方法です。
「あの人といると楽しい」
「感謝されたからお返しをしなくちゃ」
「なにか協力できることはないかな」
そんな人たちが集まってきたら、それだけで運気が向いている状態ではないでしょうか。
運やツキに頼ろうとすると、
「まわりの人たちに何かしてほしい、提供してほしい、助けてほしい」
という雰囲気をかもしだします。
求めるばかりで、自分から何を差し出そうとはしない。
そんな人には同じような人しか寄ってきません。
これでは、運気は下がるいっぽうです。
ふたつめは、ツキがあると信じ込むこと
自分はツイていると信じ込んでいる人も、運気は巡りやすいです。
なにかを信じていいる人は、常にアンテナが張っている状態なので、ものごとの変化に敏感です。
どんなことがあっても柔軟に対応できます。
行動が積極的になれるし、ほがらかでいられます。
そんな姿勢のひとは、少しくらいの失敗ではブレることがありません。
何をやってもうまくいくから「ツイてる」のではなくて、『ツイてる』と思うからうまくいくのです。
まとめ
この常連さんは、若いときは貧しかったそうですが、考え方を変えてから運が上昇してきたそうです。
そして、いまではIT企業の代表取締役です。たぶん会社名は誰でも知っています。
困ったことやツラいことが起きたら「なにか面白いことになってきたぞ」と思うのだそうです。
どんなことでも面白がることで、転機をチャンスに変えてきたんです。
そして、どんな出来事にも感謝を忘れなかったと言っています。
ツライことは事実として受け止めてそれを受け流すようにしたいものです。
ツライこと、悲しいことばかりを考えている時間はもったいないですね。
楽しいこと、面白がることはいつでも、ただで、誰にでもできます。
考え方を切り替えることが大事ですね。
といっても、それが難しいのですが。