毎日利用するスーパーマーケット。
オトクな使い方をご存知でしたか?
おトクな商品の探し方から、良いスーパーマーケットの見分け方をみていきましょう。
さあ、スーパーマーケットをお得に使いこなして金運アップを実感しましょう!
良いスーパーマーケット、悪いスーパーマーケット
良いスーパーマーケット
4白の品揃えが良くて在庫が豊富にあること
『4白(よんぱく)』とは、豆腐、たまご、パン、牛乳のことをいいます。
これは、毎日お客様が買い求めるもの。
スーパーマーケットの生命線ともいえるものです。
スーパーマーケットの実力が試される商品なので、産地や価格のバリエーションなどに工夫をこらしています。
4白は「どれくらい売れるか」の予測が大事になります。
この品揃えや在庫数でその店の実力がわかります。
在庫が多すぎたり、少なすぎたりするのは発注個数の読みが甘い証拠です。
旬の野菜や果物が豊富なこと
お客様に飽きさせない努力をしているかどうかも、ポイントです。
旬の食材が豊富にあって、見やすい場所に陳列されていれば良いスーパーマーケットといえます。
季節感を出す果物に気を使っているお店は、他の商品にも気を使っていると考えていいでしょう。
チーズの品揃え
多くの種類のチーズを扱っているかどうかも良いスーパーマーケットの条件です。
チーズは数多く売れるものではありませんが、むしろそれだけにこだわりが感じられる商品です。
生鮮食品が新鮮なこと
これは、いちばんわかりやすいポイント。
特に『マグロ』の刺し身が新鮮なことを確認しましょう。
刺し身は解凍ものがほとんどですが、解凍が下手だと必ず黒ずみます。
一番痛みやすいマグロの刺し身が、鮮やかな赤で、艶があれば鮮度、温度管理がしっかりしている証拠。
他の刺し身や貝なども信用できます。
悪いスーパーマーケット
油を使った商品を外に近いところに置いてある
ポテトチップスやカップ麺など油分がある商品は、酸化しやすいので空調が行き届いた場所に陳列しているかチェックします。
味噌などの発酵食品も空調がいいところに置くのが鉄則。
外に近いところに置いてあるお店は、発酵や酸化が進んで新鮮さが失われています。
激安店に多く見かけられます。
肉類のドリップ(特に鶏挽き肉の肉汁)
肉などの冷蔵ショーケースには、吹き出し口かわ吸い込み口に向かって冷気が流れるラインがあります。
特に劣化しやすい鶏挽き肉のドリップ(肉汁)は、ショーケースの温度管理が悪いとすぐに発生してしまいます。
売り場でドリップでびしょびしょだったら、温度管理がしっかりしていません。
鮮魚売り場に店員さんがいるかどうかをチェック
一時期、人件費削減などで、鮮魚売り場のスタッフがいなくなり、パック売りになってしまっているお店も多くなっていました。
最近では、加工スタッフをそろえ、売り場にも対面販売をする動きが多くなってきました。
お客様の声に応えるためです。
鮮魚は「三枚におろしてほしい」「刺し身にしてほしい」などの要望が多く、それに応えるためには専門のスタッフが必要だと変わってきました。
鮮魚コーナーにガラス越しにスタッフが見えるスーパーマーケットのほうが新鮮なものを取り扱っているのでチェックしてみましょう。
加工しているスタッフが見える対面販売なら、お客様に気を使っているお店です。
今日のおすすめなども気軽に聞く事ができます。
お肉やお魚をより新鮮なものを手に入れるには、お昼以降に買いましょう。
鮮度が求められるお肉屋お魚は、市場から仕入れて夕方のピークに合わせて売り場に並びます。
朝から並んでいる商品は、前日の売れ残りが多いものです。
スーパーマーケットの特徴を見極める
現在のスーパーマーケットは、大きく三種類に分けることができます。
『ディスカウント型』
『鮮度優先型』
『提案型』
です。
『ディスカウント型』スーパーマーケットでは、新鮮なものを求めるよりも、缶詰や調味料などのまとめ買いをするとおトクです。
『鮮度優先型』スーパーマーケットでは、仕入れのルートも専門的で目利きができるので、新鮮で良い品物を選びます。
店員さんに気軽に話しかけると、思いがけない掘り出し物を紹介してもらえることもあります。
『提案型』スーパーマーケットは、試食販売があったり、惣菜やパンを店内でつくって日々の食材がマンネリにならないような工夫がされています。
ここがメインになると思いますが、『ディスカウント型』『鮮度優先型』の特色を把握してお買い物別にスーパーマーケットを使い分けるようにすればお得感が増します。
チラシの目玉商品は必ずしもお得とはかぎりません
チラシを見て買う商品を決めることも多いと思います。
たいていは、おトクな商品を目玉にしていますが、ときにはお店側の都合で『早く売りたいモノ』『季節感があるもの』を早く売りさばくために使われることもあります。
ほんとうにお得かどうかは、やはり一品ごとに確認するしかありません。
同じく陳列棚で目立つ場所にある商品も、お店側の思惑がある場合があります。
プライベート・ブランド(PB)を置いている場合は、問屋さんやメーカーさんが推しているだけのことが多いです。必ずしもお買い得とは限らないのです。
陳列コンテストで各スーパーが売上を競っていることもあります。
違う系列のスーパーマーケットで、同じ商品が目立つ場所に陳列されているときは、その商品はコンテスト商品です。
メーカーさんが主催しているコンテストで、たくさん売れたスーパーマーケットが表彰されて賞金をもらえたりします。
これは、お客様には関係がないのでおトクな商品とはいえません。
まとめ
毎日利用するスーパーマーケット。
少し気を使うだけでお得感が増してきます。
このお得感が大事です。
年間いくら節約したかと計算するのも楽しいですが、心がホッとする感じは金運アップと大いに関係がありますよ。