最近どうもイライラする!!
そんな経験は誰にでもありますよね(^o^)
人生は、怒ったり、泣いたり、笑ったりして過ごすものですが、マイナスな感情が多ければ多いほど不幸な人生となってしまうでしょう。
イライラはもちろんマイナスの感情です。
そして、突然やってきます。
そのままほっておくと、当然金運も下がってしまいます。
マイナスの感情のままでは、いい出来事が起きても気がつかないんです。
金運は、マイナス感情のあるところには訪れません!
世の中の理不尽なことや、友人から言われた一言、そして自分自身に対するイライラ。
まわりを見渡してみると、プンプンしている人が多くないですか?
世の中が便利になりすぎて、少しでも不便なことがあるとイライラしてしまう。
イライラすること自体は、自然の現象で本能的なものです。
怒りやイライラを経験することによって、自分が本当に安らげる場所を見つけるための手段にさえなります。
ところが、イライラが積もり積もると、ときに大きなストレスの原因になってしまいます。
虫歯も初期の段階なら、無痛で治療できますが、虫歯が大きくなってから治療すると痛い目にあいますよ(T_T)
さらに、日本の出来事だけでなく、世界のニュースもすぐにネットで見ることができてしまいます。
良いニュースばかりではありません。
悪いニュースのほうがインパクトがあって頭からはなれません。
そして、ネット上では常に炎上騒ぎが起きています。
イライラしたときに、他人を叩いてスカッとしたつもりでも、後味の悪さは残るものです。
怒りにまかせてつい発した一言が、取り返しのつかない自体になることも。
イライラ解消は、日頃のちょっとしたことに気をつけるだけで、すぐに効果を実感できます。
ちょっとイラッとしたときに、きちんと自分自身のなかで対応していくと、マイナスの感情を抱え込まずにすむんです。
イライラは心の乱れです。
心が乱れている人には、金運は訪れません。
心が乱れていると、幸せの予感には気付かないばかりか、悪いことを引き寄せてしまいます。
キーワードは『アンガー・マネジメント』
さてさて、イライラは自分自身でコントロールできるんですよ!
1970年代からアメリカで研究が始まって、日本でも最近見直されているイライラをコントロールする技術がありますよ。
イライラすること自体は、周りの環境からくるものなのでいったん受け止める。
そして、受け流してしまい綺麗さっぱり忘れるというものです。
そんな考え方を『アンガー・マネジメント』といいます。
アンガーとは怒り・イライラのこと。イライラをマネジメントしていくことなんですね。
アンガーマネジメントを行う目的は、
- 一時の怒りの感情に振り回されないこと。
- 自分自身にマイナスの影響を引きづらないこと。
- 周りの環境に対する怒りの質を変えること。
- そもそも怒らなくてすむ技術を身につける
です。
イライラの感情は反射的に起こるものではありません。
出来事に遭遇したときに、人はすぐには反応しません。
第一段階として、この出来事は自分にとっていいことか悪いことか、を判断します。
そして第二段階、自分にとって不利・不快な場合、自分の自尊心が傷つく場合などに、その出来事を意味づけします。
第三段階で、ようやくイライラの感情が発生します。
出来事が起きてから瞬時に怒ったと感じていても、実際は段階を踏んで怒っているんです。
『アンガー・マネジメント』では怒りの感情は第二段階目の「出来事の意味づけ」のときに対応します。
『アンガー・マネジメント』の具体的なやり方は様々な方法があります。
そのなかでも、誰でも、いつでもカンタンにできる方法がありますのでご紹介しましょう。
コーピング
イライラした時、イライラしそうな時、心のなかで、自分自身に向かって呪文をとなえることです。
- 「なんでもない」
- 「どうってことないさ」
- 「だいじょうぶだいじょうぶ」
- 「なんとかなるよ」
内容や長さはなんでもいいです。
小説や漫画の一節でもいいでしょうね。
自分の気持ちが落ち着くならば、友人やペットの名前でもOK!
自分に問いかけて落ち着く言葉を見つけて、それを呪文のように何度もとなえることです。
習慣化することで、イラッとしたときにすぐに落ち着きを取り戻せるようになります。
6秒ルール
原始的な感情は6秒しかもたないと言われています。
1から6まで数えるうちに『出来事の意味付け』をする前に頭のなから、怒りのもとになることを追い出します。
イラッとしたら、ともかく6秒数えます。
心のなかで、「1、2、3、4、5、6」とゆっくり数えるうちに、落ち着きを取り戻します。
怒りの度合いを10段階でとらえて、6つ数えるうちに0に近づけるようにイメージするとさらに落ち着いてきます。
6秒ルールで落ち着きを取り戻したら、コーピングと合わせて使っても効果がありますね。
グラウンディング
イライラした時は、その原因を考えたりしないために身近なことに注意を注ぎます。
- スマホで好きな動画を検索したり、目の前にある物をじっと観察する。
- 自分の呼吸に集中する。
- 今聞こえている音に集中する。
- 気温や湿度を感じてみる。
など、自分の身の回りの現実を見つめ直すことで、怒りをしずめる方法です。
グラウンディングの意味は、グランド(地面)にしっかり足をつける。地に足をつけてふわふわしないなどの意味があります。
イライラの原因を細分化すると吉!
アンガーマネジメントの基本は、とにかく、早い段階でイライラをしずめることです。
これができれば、イライラはあとに引きづらないでコントロールできることでしょう。
「コーピング」「6秒ルール」「グラウンディング」を使ってみてもイライラが止まらないときは、次のトレーニングをしてみましょう。
イライラの原因を書き出して細分化する
ほんとは、イライラの原因は思い出さないほうがいいのですが、引きずってしまうようならそれを書き出します。
イライラの原因が起こった事実や場所、そのときに思ったこと、イライラの度合い、などを記録します。
その場でもいいし、寝る前でもいいです。
書いているときに怒りが落ち着こともあれば、あとで思い返したときに「こんなことでイラついていたのか」と整理することもできます。
スマホやパソコンで記録してもいいでしょう。
自分のイライラの傾向が分析できれば、コントロールがしやすくなります。
さて、書き出してみて自分でその状況を変えることができないことは捨ててしまいましょう。
自分でコントロールできないできごとは、自分のなかから追い出すのが一番です。
忘れられない出来事もあるでしょう。
忘れられない出来事はいったん受け入れましょう。受け入れることがつらいことでも時間が解決してくれます。
残る、自分でコントロールできることは、積極的に行動に移したり、考え方を変えましょう。
なぜ、イライラしたのかを細分化してその原因を探ると、自分の考え方を変えるだけで済むものが多いことに気づくことでしょう。
次の記事では、具体的にどう考えればイライラのもとをコントロールできるかみていきましょう(*^_^*)