金運とは心です。
金運があるかどうかは心が判断しています。
心は万能です。
思考する。
感情を支配する。
直感を働かせる。
相手を想う。
慈しみ。
愛情。
やる気を起こす。
願い。
自尊心。
・・・その他
あなたの頭のなかのこと、すべてに心が関係しています。
あなたが今『金運がある』『金運がない』と判断しているのも、もちろんあなたの心です。
今回は、心のしくみのひとつ、思考法について考えてみましょう。
経験から推測する帰納法
個別の事例をランダムに選び検討して因果関係から結果を推測する方法です。
たとえば、
あなたは、Aという漫画家の単行本を読みました。
面白かったので、Aの他の漫画を2冊読み始めました。
3冊とも面白い。
これで、『Aが描いた漫画は3冊とも面白かった』という因果関係が生まれました。
そして、
『Aが描く漫画はどれもみな面白い』
という結論になります。
おおむね間違いではないでしょう。日常生活のなかでよくある考え方です。
過去の経験から、物事を推測するんですね。
でも、欠点があります。
この漫画家さんAは、ほかにも何冊も出しているのに、たった3冊を読んだだけで、全て面白いと思い込んでしまうことです。
Aが描いた漫画は”すべて面白い”ということを実証するには、3冊だけでは足りません。
この漫画家さんの作品、すべてを読むことが必要になります。
思い込みは、ときにすごいパワーを発揮しますが、間違った思い込みは思考停止になりやすいものです。
論理的に推測する演算法
同じ例で演算法で思考してみましょう。
- Aが描いた漫画はどれもみな面白い、という評判がある。(大前提)
- この漫画はAが描いたものだ。(小前提)
- したがって、この漫画は面白いに違いない。(結論)
三段論法と言われるものですね。
大前提が正しくて、小前提も正しければ、結果も正しいものになるということです。
これも日常生活によくある思考法です。
これも、欠点があります。
最初の大前提と小前提が間違っていれば、結果も間違ったものになってしまうことです。
論理的な考え方そのものは正しくても、最初のデータに間違いがあると思わぬ間違いをしてしまいます。
帰納的思考と演算的思考を使いこなす
どちらにも利点と欠点があるので、このふたつを使いこなしましょう。
組み合わせて思考するくせをつければ、未来を考えるときに正確さが増してきます。
未来を正確に推測できれば、金運にも良い影響がでてくることでしょう。
帰納法の欠点
実験を繰り返して、データを集めるのが帰納法。
地道な作業です。
『Aが描いた漫画はすべて面白い』を実証するには、Aが描いた漫画を全作品読まなければなりません。
最初の5冊目でつまらない漫画に出会ったら、『Aが描いた漫画は”すべて”面白い』は間違いだったということになります。
Aが描いた漫画が100冊あったとして、100冊目につまらない漫画に出会ったら、99冊まで信じていた前提が崩れてしまいます。
演算法の欠点
これまでのデータを大前提として、さらに現在の状況を小前提として、これから起こるであろうことを推測するのが、演算法。
これまでのデータを分析する作業が重要になります。
大前提が間違っていたら、小前提が正しくても結果は間違ってしまいます。
大前提が正しくても、小前提が間違っていたら、やはり結果は間違ってしまいます。
やっかいなのは、いったん結果を出してしまうと、間違いをみつけることが難しくなってしまうことです。
帰納的な思考と演算的な思考を組み合わせる
データは大事です。
データが多ければ多いほど選択肢が増えていきます。
結果を予測しやすくなって、なおかつ正確さが増します。
データを増やすには、行動をすることです。
行動した結果、帰納的な思考法が生まれてデータが蓄積していきます。
それも、同じような行動ではなく、常に新しいことにチャレンジすることです。
いつも同じルート、同じ食事、同じ人とばかり会っていては、データが増えません。
データが上書きされるだけです。
新しいことを恐れずに、いつもチャレンジャーでいましょう。
どんなささいなことでも、新しいことに挑戦すると新しいデータが蓄積されます。
そのデータを演算的な思考法で分析します。
今日はこんな経験をした。成功した、あるいは失敗した。だから明日はこうしてみよう。
これを繰り返すことで、直感が磨かれていきます。
直感は金運のもとになるものです。
直感力を上げて、金運を上げていきましょう。
まとめ
金運を上げるには、直感力を上げることが近道です。
直感力を上げるには、思考法を変えることもひとつの方法です。
このほかにも直感を磨く方法はたくさんあります。
これからも、わたしが試してみて効果があった方法をご紹介していきます。