こんな話があります。
飛行機は離陸するときに多くの燃料を使う。
でも、いったん飛び立ってしまえば、少ない燃料で飛行することができる。
離陸時に大きなエネルギーを使い、轟音を響かせながら飛行機は飛び立ちます。
一度飛び立った飛行機は、順調に飛行を続けます。
目的地はあらかじめセットされています。
現在地はレーダーで確認しながら進んでいきます。
途中、乱気流に巻き込まれても軌道修正して進んでいきます。
乗客を安全に運ぶため、翼を精一杯広げ青空のなかをすすんでいきます。
目的地につきました。
乗客の笑顔を確認して飛行機は、また燃料を積んで整備され次の飛行に備えます。
飛行機を間近で見ると圧倒される大きさですが、こう考えると「頑張りやさんだね」と励ましたくなります。
人が何かを始めるときも同じではないでしょうか
なにか行動しようとする時、多くのエネルギーを使います。
特にはじめての行動をする時、未知の世界へ一歩踏み出す時、には体力的にも精神的にも大きなエネルギーを使います。
ゼロだったものを1にするとき、最初の一歩を踏み出す時、とてもつらい思いをします。
転職をしたり、起業したり、資格をとるために勉強を始めたり、といざ新しい行動をするときには大きなエネルギーとプレッシャーが必要です。
でも、動き出してしまうと流れに乗ってエネルギーを使わずに済むようになります。
逆に今度は、止めようと思っても止められなくなります。
行動が大きければ大きいほど、止めるときもに大きなエネルギーが必要になるのです。
あなたが一歩踏み出すということは、あなたの考えを行動に移すこと
一歩踏み出せないということは、滑走路で立ち往生している飛行機のようです。
怖くて飛び立てない飛行機のようです。
希望という乗客を乗せた飛行機は、滑走路で佇んだままです。
いつまでたっても飛び立つことができません。
行動しないと何も始まりません。
一歩踏み出さないと、10m先でさえたどり着けません。
大丈夫です。
最初の一歩だけ。その一歩だけ勇気を出して踏み出してください。
2歩目からは、体が勝手に動いてくれます。
10m先はすぐそこです。
10m進むことができたら、20m進むことができます。
20m進めたら、40m、80mと少ないエネルギーで続けることができるようになります。
今度は止めようと思っても、どんどん体を運んでくれます。
まとめ
なにも、大きなことから始める必要はありません。
小さな一歩を踏み出しましょう。
『あたたかいお布団のなかから這い出ること』
これも一歩目の行動ですよ。